東京八王子市・野猿峠突端の崖地に建つ、建築家 落合俊也さんの実験的な作品住宅「月舞台」は天空と森と一体化した呼吸する家。月舞台へと抜ける長沼の森でサウンドスケープWSを体験して耳とからだを拓いてから、月舞台でのライブを全身で感じる試みです。
空からふるオトおりるオト、森に自然にひびくオト、
大地をふるわす木々のオト。
宇宙から地上から、ふる·おり·ひびく·ふるわすオトの数々を
五感で感じる時間。
日時:2019年10月14日(月・祝)14時30分〜17時30分
集合:京王線長沼駅(長沼の森〜月舞台まで歩きます)
料金:4000円
定員:30名(完全予約制)
場所:月舞台(八王子市 野猿峠 京王線北野駅からバス)
申し込み:下記フォームからお申し込みください
https://forms.gle/SDAMvBMHsfwCcFgh7
お問い合わせ:
stringraphylabo@gmail.com スズキ
※予約フォームからお申し込みできない方は上記メールアドレスへ、件名:10/14オトフル風景予約 ①お名前②緊急連絡先③参加人数 をお知らせください。予約確認のご返信いたします。
【注意!!】このページへの、参加ボタン、では参加予約とはなりません。お問い合わせフォームからご予約くださいますようお願いします!!!ココへ予約を→
https://forms.gle/SDAMvBMHsfwCcFgh7
・サウンドスケープ講師:田中直子
・ライブ演奏:行川さをり(声)久田祐三(フレームドラム)
Sage(カリンバ)鈴木モモ(ストリングラフィ)
・月舞台:落合俊也
〜当日の流れ〜
京王線長沼駅集合〜長沼の森から月舞台までサウンドスケープWSを体験しながら歩きます〜月舞台到着後、WSのシェアをしてそのままオトフルライブを体験します。※終了後は別途申し込みで懇親会も予定しております。
サウンドスケープ(Soundscape〕とは
sound(音)とscape(「~の眺め」という意味の接尾語)による複合語で、視覚的な目に見える風景〔Landscape〕に対応して「耳で捉えた風景」「聴覚環境」を意味する。カナダの作曲家Murray Schaferによって提唱された。サウンドスケープでは、実在音だけでなく、記憶の音やイメージとしての音などの非実在音も含めて包括的に捉えられる。それらの音が人々の生活において担う文化的意味や役割に着目し、環境・地域と「聴く」関係性を問うこと、聴覚だけでなく全身感覚による環境感受に導くことが特徴的。
月舞台とは
東京八王子市・野猿峠突端の崖地に建つ、建築家 落合俊也の実験的な作品住宅で、森林・環境建築研究所の事務所を兼ねる建物。西向きの斜面で、夏の日差し制御のために設けたバッファゾーン(デッキ)が特長。建具を4周にまわすことで、季節や時間に応じて内部にしたり外部にしたりできる多機能な舞台のような空間を作った。夕焼けの山並みと三日月が浮かぶ眺望が素晴らしいので、ここを「月舞台」と命名。新月伐採の木材を活用した伝統軸組工法と、超高断熱高気密化の両立、パッシブ設計、職種を減らして職人の手作業を主導的に反映するような施工管理など、2007年当時のさまざまな研究課題と向き合った。
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サウンドスケープ講師
田中直子
(つながりSoundscape-Art)東京藝術大学音楽学部・大学院にて環境音楽、サウンドアート、サウンドスケープ等を研究。水琴窟を始めとする日本の音文化や、環境に拓く音・音楽の在り方を探究している。五感回想法・五感歳時記講座も含めた感性ワークショップスクール「オトヅレ」を主宰し、「三宝寺池sense of wonderさんぽ」も毎月開催。
オトヅレ
https://is.gd/BpnPHF
FB:オトヅレ~音のワークショップスクール
https://is.gd/E4ACEW
ライブ演奏者
行川さをり(なめかわさをり)
ボイス・ボーカル。
本来の歌唱法にとらわれず、絵を描くような自由で即興的な声の表現が特徴。学生時代に建築や音響工学を専攻。その中でサウンドスケープの考え方に出会い、現在のボイス表現にも通じている。余白の芸術を好み、静けさの感性に響く声の表現を大事にしている。
http://namekawasawori.com/
久田祐三(ひさだゆうぞう)
フレームドラム、ダラブッカ、口琴奏者。フレームドラム制作者。
2002年、タイ・沖縄で聞いた民族打楽器の音色とリズムに心惹かれ、自然の中で叩き始める。2003年、舞踏家と即興演奏での初舞台をきっかけに、以降はアラブ・シルクロード・中央アジア・東欧・オリジナル音楽等のミュージシャンとの共演を重ね、研鑽を積む。2015年、日本初のフレームドラム専門工房・音鼓知振を立ち上げ、制作者としての活動も開始。
現在は東京・立川を中心に、Sag Chana・サンピン・月宵草等のグループや、サポート・ソロでの演奏活動に加え、
音鼓知振としても楽器制作・出店・ワークショップなどを精力的に行っている現代にフィットする新たな打楽器の可能性と、太古から続くリズムの根源を演奏者と制作者の両面からボーダレスに探求中。
フレームドラム工房・音鼓知振
https://www.facebook.com/onkochishinframedrum
Sage(セージ)
カリンバ奏者・制作者。
沁み入る水のような音色で音楽以前の現象の調べを奏でる。人の内懐する郷愁の叙情、自然の気配を感じる音作りを探求している。
鈴木モモ
ストリングラフィ演奏家。2002年ストリングラフィ奏者として活動を開始。国内外で数多くの舞台に立つ。2011年よりストリングラフィの新たな可能性を追求すべくStringraphyLaboを立ち上げ、様々なアーティストとのコラボレーションやパフォーマンスを開始、WSなども行う。StringraphyLaboでは、日常と非日常、サウンドスケープでありインスタレーションとも言えるような「ゆらぎ」を持つ空間を、ストリングラフィの持つ「オト」で創り出したいと思っている。StringraphyLabo主宰
http://stringraphylabo.com/
※ストリングラフィは作曲家/水嶋一江が考案したオリジナル楽器。最大13mもの糸を張り、さまざまな音域の3台のストリングラフィでアンサンブル演奏を行う。
月舞台代表
落合俊也(おちあいとしや)
早稲田大学 理工学部建築学科卒業、同大学院修了。大学院在学中に大工技能を学ぶ。木造軸組の伝統工法による住宅建築を発展させた杉坂建築事務所で研鑽を積みながら、パッシブ設計理論、環境共生住宅等について学び、2014年に杉坂建築事務所より独立して、㈱森林・環境建築研究所を創設。森林共生住宅を提唱し、森林環境を住居に写し取る究極の木の家づくりを探求している。
https://www.fb-studio.jp/